【現代人必見】仕事や勉強だけに支配された人生の危険性とは

思考法

一般的に日本人の平均寿命は、およそ80~90年と言われています。先の事は分かりませんが、自分の今後の人生をどのように生きていくべきかと、時々考えることがあります。

そこで、今回は、過去の自分が何に対して時間を使ってきたのかを振り返りたいと思います。そして、今後の人生をどのように生きていくべきか少し考察してみます。

1. 振り返り

小学生から高校生までは、以下の事柄に多くの時間を使っていました。

  • 勉強する(学校、塾):6割
  • 運動する(部活動):3割
  • 遊ぶ(友達、ゲームなど):1割

大学生および大学院生の頃は、以下の事柄に多くの時間を使っていました。

  • 勉強する(大学、大学院):8割
  • 働く(塾のアルバイト):2割

社会人になってからは、以下の事柄に多くの時間を使っています。

  • 働く(仕事):8割
  • 勉強する(本、ネット、民間スクール):2割

2. 分析

高校生までは、運動したり、遊んでいました。しかし、大学生になってからは、以下の理由により、運動したり、遊んだりする機会がなくなりました。

  • 通学に時間がかかった(往復3h)
  • 勉強する時間を確保したかった
  • 運動や遊びに興味がなくなった

社会人になると、基本的に仕事で週5日は埋まります。体力の回復と、勉強に時間を割くために、運動したり、遊んだりする機会はなくなりました。

現在、運動することや、遊ぶことに時間を使うことが、凄くもったいないと感じるようになっています。睡眠や食事以外のすべての時間を、働くことや勉強することだけに使っている状況です。

3. 考察

最近は、自分の感覚が他の人の感覚とズレていることに気がつき始めました。正直な所、自分の頭が少しおかしくなっているのではと、疑問に感じてきています。

しかし、自分で直そうと思っても、なかなか直せないのです。もはや、「かっぱえびせん状態」です。やめられない、とまらないです。

このままでは、働くだけ、勉強するだけの人生で終わってしまいそうです。戦後以降の「昭和」時代であれば、この状態は正常と見なされていたかと思いますが、今や「令和」時代です。

世の中の流れとしても、人工知能やロボットなどの登場で、今後は「労働」が少しずつなくなる時代に入ってきています。そうなると、自分が今やっていること自体が、あまり意味を持たなくなるような気がしています。勿論、働く内容や勉強する内容にもよりますが。

4. 対策

今から意識して、運動したり、遊んだりする時間を作っていこうと思います。おそらく、将来的には、下記の分野から新たな「需要」や「価値」が生まれてくると予想しています。

例)文化、芸術、技術、教育、スポーツ、エンターテイメント、体験、観光、冒険、健康、社会貢献など

また、「頭のいい人」の定義も変化してくると思います。どれだけ暗記や計算ができても、そういうことは人工知能やロボットが代わりにやってくれます。今後は、人の感情を揺さぶったり、共感することができる人の需要が高まってくると思います。

では、最後に、私自身のアクションプランを書いておきます。皆さんも、今一度、今後の人生について少し考えてみては如何でしょうか。

  • 月に一回は、働かない、勉強しない日をつくります。この日は、運動したり、遊んだりする日にしたいと思います。
  • 身体を動かすスポーツを始めます。できれば一人でやるものではなく、複数人でやるスポーツにしたいと思います。
  • 没頭できる趣味をつくります。他の人を楽しませることができるものであれば、なお良いと思います。