how to increase efficiency

今回は、勉強や仕事の効率・集中力を大幅に上げる4つの方法をご紹介します。

普段、なかなか勉強や仕事に身が入らない方は、これらの方法を実践することで、効率や集中力を数倍に向上させることも可能です。少し工夫するだけで、誰でも大きな効果を得ることができます。

本題に入る前に、どのようなときに人間は効率や集中力が下がると思いますか?

「気分が乗らないときや、体調がわるいときかな」

確かにそのようなときは効率や集中力は下がっているでしょう。では、どうすれば効率や集中力を上げることができるのでしょうか。

実は、勉強や仕事の効率や集中力を上げるには、着手する前に幾つか手を打っておくことが非常に重要になります。勉強や仕事を始めてから何かを改善するのではなく、先手を打っておきます。

思うように勉強や仕事ができていない方は、一旦手を止めて、これから紹介する方法を試してみましょう。一見遠回りに感じますが、間違いなくこれが最短ルートです。

大きく4つの方法があります。取り組む順番にも意味があります。

  1. 状態を整える
  2. 場をつくる
  3. リズムをつくる
  4. スイッチを入れる

では、各方法を順に説明していきます。

1. 状態を整える

先ずは、自分の「状態」を整えます。状態とは、精神面(メンタル)と肉体面(フィジカル)があります。これらの状態を整えることからすべては始まります。

1.1 精神面(メンタル)

大きな悩みがあったり、常にストレスを感じている状態では、結局何をやっても非効率です。そもそも何かをやりたいとも思えないでしょう。また、ただ漠然と勉強や仕事をするだけでは、モチベーションが上がらず、持続性という観点でも問題が生じます。

従って、やることは2つです。1つは、負の感情を抑制したり排除するために、直面している問題を根本的に解決することです。もう1つは、勉強や仕事の目標を定めたり、そもそもの目的を再認識することに努めます。

いきなり、本質的な話になりましたが、ここをクリアせずにその先は一切ありません。問題を先送りしている状態では、結局何をやっても残念な結果になります。これは本当です。

従って、人間関係を見直しましょう。仕事内容を見直しましょう。自分が本当に望むことを想像しましょう。自分がどうなりたいか考えてみましょう。

1.2 肉体面(フィジカル)

体調が優れないときは、勉強や仕事の効率や集中力は高まりません。また、ケガや身体の不調も妨げになります。常に最高のパフォーマンスを出すためには、日ごろから適度な運動と健康的な食事が必要不可欠です。

これらは短気的に効果が現れないため、怠ってしまいがちです。ですが、長期的に見ると確実に影響してくる要素なので、今すぐ改めるべきです。また、肉体面の不調は精神面にも直結するため細心の注意が必要です。

運動する時間が取れない方は階段を使う、一駅歩くなど、普段の生活に運動を取り入れましょう。自炊する時間がない方は、塩分、糖分、アルコール類は控えめにして、たんぱく質や野菜、ビタミンなどを積極的に摂取できる食事を選びましょう。

2. 場をつくる

さて、状態を整えた後は、場をつくります。「場」とは勉強や仕事をする物理的な空間です。効率や集中力を上げるためには、この場をつくることが極めて重要です。究極の勉強モードや仕事モードに切り替わる場を設けるのです。

2.1 領域

自宅に場をつくるのであれば、部屋の中に領域を仕切ります。できれば物理的にレイアウトできるとよいです。なお、この領域には気が散るものや、余計なものは一切置かないようにします。私は領域内にデスク、椅子、本棚しか置いていません。

2.2 デスクと椅子

ときに勉強や仕事は数時間以上続くことがあります。身体への負担を極力小さくすることが大切です。そのために、自分の身体に合ったお気に入りのデスクや椅子を用意しましょう。ここにはお金をかけましょう。間違いなくそれに見合うリターンを得ることができます。

2.3 空調(温度、湿度)

夏は暑く、冬は寒いです。エアコンや家電、服装によって温度や湿度を調整しましょう。人によって、高い効率や集中力を持続できる環境が異なるので、自分に合った最適な条件を見つけます。

私は眠くならないように、ほんの少しだけ涼しく感じる環境をつくっています。また、小まめに空気を入れ替えて、新鮮な気分で勉強や仕事ができるようにしています。

2.4 音楽

意外と重要なのは「音」です。騒音などがあるのは論外です。勉強や仕事の内容に応じて、音楽をかけることで効率や集中力を上げることができます。単調な作業の場合は、テンポのよい音楽(歌詞ありも可)を聞くのがよいです。

また、情報を読み取ったり考えたりする場合は、リラックスできるBGM(歌詞なし)を聞くのがよいです。私はプログラミングするときはポップミュージックを、新聞を読むときはジャズやボサノバなどのBGMを好んで流しています。

2.5 飲食

軽く飲食を取り入れることで、勉強や仕事の効率や集中力を上げることができます。ただし、あまり多く摂取しないように注意してください。私は緑茶や珈琲を軽く飲んでます。そして、飲み物に合わせて甘くないチョコや、無塩のミックスナッツなどを少量食べています。糖分や塩分は取り過ぎないように。

3. リズムをつくる

場をつくることができたら、勉強や仕事のスケジューリングを行います。どの曜日のどの時間帯に何をするのかざっくり決めていきます。事前に決める理由は、悩む時間を減らすためと、最適なタスクを割り当てるためです。

人間は曜日や時間によって気分が変化します。自分のバイオリズムや性格に応じて、朝、昼、夜のそれぞれの時間帯に、どのようなタスクを行うのが効率的か見定めることが滅茶苦茶重要です。これは人によって異なるので、ある程度の試行錯誤が必要です。

私は基本的に1日を朝・昼・夜の3部に区切っています。その間に食事や休憩を取ります。時間を拘束される仕事がない曜日は、以下のスケジュールで動いています。

朝(9:00~12:00)
・インプット(経済新聞)
・アウトプット(ブログ作成、プログラミング開発)

昼(14:00~17:00)
・アウトプット(ブログ作成、プログラミング開発)
・インプット(ITスキル)

夜(19:00~22:00)
・インプット(経済新聞、Web情報、書籍)

私は朝が最も頭がさえている時間帯です。エンジンをかけるために先ずは軽くインプットしてから、アウトプットする時間に切り替えます。

昼はアウトプットを継続して、集中力が少し低下してきたらインプットに切り替えます。夜は集中力が低下しているので、じっくりとインプットする時間にしています。皆さんも自分に合ったリズムをつくりましょう。

4. スイッチを入れる

さて、今まで、「状態を整える」「場をつくる」「リズムをつくる」の3つの方法を見てきました。これらはすべて事前の準備です。準備が完了すれば、いよいよ実際に勉強や仕事に着手していきます。それがこの「スイッチを入れる」です。

しかし、悲しいことに人間はスイッチを入れるのが苦手です。色々と言い訳を繰り返しながら、着手するのを引き延ばしていきます。身の回りにはスマホ、テレビ、ゲーム、漫画、お菓子など気を散らすアイテムが潜んでいます。

そして、気がついたときには、時間だけが残酷に過ぎているのです。1時間休憩してからやろう。明日からやろう。来週からやろう。やっぱり来月からやろうかな。一体どうすれば、すぐに着手できるようになるのでしょうか。

幾つか対策を列挙します。

  • 気を散らすものを所有しない
  • 怠けた自分への罰則ルールを設ける
  • 頑張った自分へのご褒美ルールを設ける

とは言え、私も含めて人間はやはり意志が弱い生き物だと思います。知らず知らずのうちに、楽な道を選び、苦痛を先延ばしする癖があります。

やはり、すぐに着手できるようになるには一定の訓練が必要になります。すぐにスイッチを入れる「思考回路」をつくっていくしかありません。別の言葉で言えば「習慣化」です。

しかし、これは本当に大変なことです。人間は緊急性や必要性がなければ行動しません。残念ながら意志の力に頼るには限界があります。

私は意志の力に頼るのは放棄しました。もう、条件反射で体を動かすように頭に「プログラム」を無理やり埋め込みました。着手すべきときが来たら、一旦思考をやめ、無条件で自分がつくった場に向かうようにしています。すみません、これはもう理屈の話を超えています。

ただ、事前に状態を整え、場をつくり、リズムをつくっておくことは非常に大切です。それらの準備があってこそのスイッチです。

まとめ

今回は、勉強や仕事の効率・集中力を大幅に上げる4つの方法をご紹介しました。

押さえておくべきポイントとしては、

  • 状態を整える、場をつくる、リズムをつくる、スイッチを入れるの4つ
  • 勉強や仕事をする前に、事前準備を行う
  • 自分に合った条件を試行錯誤しながら見つける
  • 最後は意志の力ではなく、プログラムを埋め込む