久しぶりにブログを書きます。ここ3ヶ月は、スケジュールに仕事を入れすぎたため、気持ちの余裕が少しなくなっていました。あれやこれやと、ほぼ週6日以上、毎日働いていました。そんな勤労なキャラではないのですが、何とか頑張っていました。
主に以下の3つの仕事をしていました。
- 業務コンサル(業務委託)
- システム開発(業務委託)
- ITスクール運営(個人事業)
個人のキャリアが問われ始めた現代において、何か一つの仕事だけをしていれば良いという考えは、もはや通用しなくなるでしょう。今の仕事がいつ無くなるか誰にも分からない時代になってきたからです。重要なことは、どのような仕事でも適応できる「土台」を作っていくことです。
どのような仕事でも、根っこの部分は同じだと思います。つまり、本質を掴むことが大切です。働くことの目的や背景を理解することで、どんな仕事でもそれなりに納得して楽しく取り組むことができるでしょう。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は私が取り組んでいる仕事内容について簡単に解説したいと思います。色々な仕事の側面を知ることで、今後のキャリア構築の参考にしてください。
仕事解説
1. 業務コンサル
仕事内容
コンサルの中にも種類は色々ありますが、私は業務コンサル(またはITコンサル)という領域で仕事をしています。業務内容は顧客の課題について調査・分析して、何かしらの解決策を提案し、その実施まで行います。定期的に顧客とミーティングしながら、現場担当者などにヒアリングしていきます。
必要なスキル
この仕事で求められることは、顧客の業務知識やITの専門知識です。さらに、コミュニケーション力や質問力、スケジュール管理力、プレゼン資料の作成能力、解決策を考える能力などです。
やりがい
専門分野という強みを生かして、顧客に貢献できることは大きなやりがいだと思います。単純に顧客に頼りにされることは嬉しいことです。また、独自の解決策を考えることは創造的で楽しいです。コンサルは報酬が高めなので、金銭面でのやりがいもあります。
苦労すること
顧客業務についての一定の知識が求められます。無ければ短期間でキャッチアップするために、何事にも興味をもって学習する能力が不可欠です。また報酬が高い分、仕事で成果を出して当たり前というスタンスで見られます。報酬以上の付加価値を出さなければいけないというプレッシャーもあります。
2. システム開発
仕事内容
一般的に、システムを開発する人は「エンジニア」と呼ばれています。私の場合は、IT業界のエンジニアで、パソコン上で動くアプリケーションなどの開発をしています。システム開発では、先ずはシステムの要件や機能を設計します。場合によっては、ソースコードを書いて実装したり、動作テストを行うこともあります。
必要なスキル
対象となる分野(私の場合はITやWeb)の専門知識が必要となります。それに加えてシステムを設計するデザイン力や、各種ドキュメントの作成能力も必要です。また、実装する際には、プログラミングなどのスキルも求められます。
やりがい
無から何かしらのプロダクト(製品)を生み出すことはとても楽しいことです。また、作り上げたものが、自分の意図した通りに動いたときは本当に感動します。
苦労すること
世の中の技術はどんどん発展していきます。エンジニアとして働くには、常に新しい技術の動向をウォッチして、学び続ける姿勢が必要です。とくにITやWebの業界では、技術革新が速いため、数年前に身につけた知識やスキルが一気に廃れることがあります。
3. ITスクール運営
仕事内容
ITスキルに関する学習サービスを提供する事業を運営しています。サービス内容(学習項目やプロセス)を考え、必要なリソース(講師や会場、ITインフラ)を準備します。そして、ブログや広告などで生徒を集客し、実際に学習サービスを行います。
必要なスキル
事業を展開する分野の専門知識に加え、マーケティング、経理、人事・採用等に関する総合的な知識が必要です。また、事業を推進していくために、物事を判断・決定する力が求められます。
やりがい
あらゆることを自分で決めていくことはとても刺激的です。また、チームや組織で事業を運営する場合は、一人ではできない大きなことに挑戦する醍醐味があります。事業が成功した際は、大きな収入を手に入れることも可能でしょう。
苦労すること
最終的な責任者は自分です。自分の後ろには誰も責任を取ってくれる人がいないため、様々な重圧がのしかかり、孤独にも耐える必要があります。また、外部から資金を調達する場合は、事業が失敗すれば負債を背負うことになるかもしれません。
まとめ
さて、今回は私が取り組んでいる3つの仕事について簡単に解説しました。どのような仕事を行う場合でも、働くことの本質を理解しておくことが大切です。先ずは、あなた自身の仕事について、下記のことから考えてみましょう。
- その仕事は誰の(何の)役に立っているか
- その仕事を行う上で、どのような知識やスキルが必要か
- あなたは、その仕事を通して何を得ているのか
- その仕事は、企業にとってどういう意味を持っているか
- その仕事が生み出す付加価値を数値化できるか
- その仕事は、あなた以外でも行えるか
- その仕事を代替する技術は存在するか
働くことについてもっと知りたい方は、私が書いた下記の本を読んでみてください。