突然ですが、「起業」したいと思ったことはありませんか?

会社員の方も、いつかは起業に挑戦したい、自分の実力を試してみたいなどと一度は考えたことがあるのではないでしょうか。最近では、若い時から起業する学生起業家の存在もクローズアップされてきています。

今回は、主に学生向けに書かれた「起業」に関する書籍を紹介します。起業する価値や、実際に起業に踏み出す行動プロセスなどが学べると思います。

書籍情報

【題名】
渋谷で教える起業先生!

【著者】
黒石 健太郎

【出版】
毎日新聞出版

【価格】
定価(本体880円+税)

おすすめの方

  • 起業に興味のある学生
  • 起業に挑戦したい若手社会人

得られること

  • 起業に挑戦する価値
  • 起業に踏み出す行動プロセス
  • 起業に関する事業戦略の概要
  • 先輩起業家の事例

私の所感

この記事を書いている今現在、私は本の著者が運営している起業スクールに通っています。主に学生向けの起業スクールですが、縁があり受講させて頂いています。実際に起業スクールに通っている立場から、事業立上げについて現在感じていることを率直に書き出してみたいと思います。

1. リアルな体験

スクールでは座学もありますが、実際に事業立上げを計3回行い、生徒同士で利益額を競い合います。机上の空論で終わるのではなく、リアルに事業を立ち上げ、お金を稼ぐ経験ができるのはとても貴重です。

また、頭を使って事業を立ち上げる経験を通して、陳腐化しにくい起業の基礎力を身に付けることができると感じています。

2. 事業計画

座学では、事業計画書を作るためのエッセンスがコンパクトに学べています。事業戦略からマーケティング戦略まで、事業立上げの全体像を把握することができ、とても密度の濃い時間を過ごしています。シンプルなフレームワークを用いて、愚直に戦略を磨き続けることが大切だと学んでいます。

3. 顧客視点

スクールでは計3回の事業立上げを行いますが、私は初回の事業で「デザイン家具」の販売に取り組みました。結果は当初設定した価格で売れなかったため、利益額がほぼゼロという感じになりました。

後に原因を分析した結果、顧客視点に立った商品・サービス開発がまったくできていなかったことに気づきました。座学で学んだことを上手く活かせていませんでした。この苦い経験は、私の後の起業人生で特別な教訓になると思います。

4. 成長機会

事業会社で働いていると、バリューチェーンの一部分にしか携われないことが多いと思います。起業するということは、研究、企画、設計開発、製造、マーケティング、営業、アフターサポートなどの全てのプロセスを最初は自分である程度行っていく必要があります。

また、結果責任はすべて自分にあります。とても過酷な環境ですが、「成長スピード」と「やりがい」という観点から見ると桁違いだと実感しています。

中途半端な覚悟では、起業しても長続きしないと思います。志がある方は、この環境に飛び込んで、己の成長と、社会に対する価値の創造にチャレンジしてみるのも1つの選択肢だと思います。