three essential senses

そろそろ4月になるので、今回は新社会人向けに、入社3年以内に絶対身につけておくべき「3つのセンス」(投資、働き方、行動)を紹介したいと思います。社会人2~3年目の方も、今からでも遅くないので、ぜひ読んでみてください。

現在、この記事を書いている私は33歳です。2011年に大学院を卒業し社会人になったので、今年で社会人8年目です。ただ、5年目の時に会社を辞めて独立しました。もし、会社に勤めていれば、今頃は「中堅社員」と呼ばれていたでしょう。

さて、人とは違う道を歩いている私だからこそ、見えてきていることも多いです。今、世の中はグローバル化やデジタル化などの影響で、とんでもない速さで変化していっています。もはや、5年前の常識は、今日の非常識になってしまう時代に突入しています。

そんな変化が速い時代において、絶対に身につけておくべきセンスが3つあります。それは、「投資のセンス」「働き方のセンス」「行動のセンス」です。順番に概要を説明します。

投資のセンス

先ずは、投資のセンスからです。「投資」と聞くと多くの方は、株や仮想通貨などをイメージすると思います。しかし、その範囲の理解では、今後の社会を生き抜く上でかなり苦戦するでしょう。これから先は、「投資のセンス」がなければ、経済的に立ち行かなくなると考えています。

何事においても本質をおさえることが重要です。投資とは、特定の対象に資を投ずることです。資とは、「お金」や「時間」などをイメージすれば良いでしょう。特に重要になるのは、何の対象に投ずるべきかです。

対象は大きく「自」と「他」に分類できます。株や仮想通貨などの金融商品は「他」に該当します。「自」に投資するとは、つまり自己投資です。簡単に言えば、お金や時間をかけて知識やスキル、経験を得ていくことです。

若い時期は、「自」に集中的に投資していくことが重要です。それと並行して、「他」に投資する術も学んでいく必要があります。別に株や仮想通貨をやれと言っているのではありません。投資の考え方(センス)を身につけろと言っているのです。

3年あれば、自分なりの投資センスを身につけることが可能です。基本的には、学校や会社などでは教えてくれません。誰も教えてくれないので、自分で学び始めるしかありません。なるべく早く投資のセンスを習得しておきましょう。このセンスは後に必ず生きてきます。

働き方のセンス

次は、働き方のセンスです。働き方には多くの「自由度」があります。しかし、ちゃんと意識していないと、最初に入った会社の働き方がすべてだと錯覚してしまいます。そして、その働き方を5年も続けると、その働き方しかできなくなります。これは極めて恐ろしい状態です。

会社を取り巻く環境は刻一刻と変化していっています。勿論、それに応じて働き方も変化していきます。ある一つの働き方に固執したり、その働き方しかできないと、環境が変わると全く通用しなくなります。

残念ながら、会社では「働き方」については教えてくれません。基本的に会社で教えてくれるのは、業務の遂行方法だけです。働き方と業務の遂行は全く異なるものです。この辺りを勘違いしてはいけません。働き方は自分で創造していくもので、与えられるものではありません。

働き方のセンスを身につけるには、本質をおさえることが大切です。そもそも、働くとは、仕事とは、会社とは、経営とは、業務とは、経済とは、商品とは、サービスとは、消費とは、生産とは。これらの要素を1つずつ理解し、ちゃんと腹落ちさせていくことが重要です。

点が理解できれば、点と点を線で結んでいきます。その過程で、自分の今の働き方が、仕事が、社会の中でどういう位置づけにあるのかが見えてきます。また、世の中の流れも見えてきます。早めにこの視点を養っていきましょう。そうすれば、働くことに対する意義を考えられるようになります。

行動のセンス

最後は行動のセンスです。あなたは、日々、何を軸にどのような行動をしていますか。考えることは誰でもできます。意見することは誰でもできます。結果に対して後から発言することは誰でもできます。しかし、行動は誰でもできるとは限りません。

行動できることは一種のスキルであり、一種の能力なのです。つまり、数学や英語を学ぶのと同じように、行動についても学ぶ必要があるのです。特に、思考と行動の関係性、行動のプロセス、リスクとリターンの関係などを学ぶことが重要です。

ただし、行動の本質については、学校や会社ではほとんど教えてくれません。自分で意識して学ぶ必要があります。そして、実際に行動してみなければ、いつまで経っても行動のセンスは身につきません。

行動のセンスがない人は止まっています。電池が切れた時計のようです。何も始まらないのです。ただ、止まったままです。錆びついて、そのまま風化していきます。体温も徐々に下がっていき、やがて火は消えていきます。

そうなりたくなければ、行動を学び、行動しましょう。行動ができる人になりましょう。行動を取りましょう。人生は行動によってのみ動かせるのです。

最後に参考図書を一冊紹介しておきます。私が書いた本です。お金、働き方、行動に関する私の学びを綴っています。実際に、この本の内容を実践するのはかなりハードルが高いと思いますが、ぜひ挑戦してみてください。

変えていく生き方 ―「キャリアの定型」を壊す方法論