「自分の限界」を決める4つのパターン

patterns determining your limits 思考法

今回は、「自分の限界」が如何に決まるかについて書いてみます。限界が決まるメカニズムと対処法を予め知っておけば、事を起こす際に必ず役に立つでしょう。

結論としては、限界を決める事象をどれだけ避けられるかが重要になります。では、本題に入ります。考える上で、様々な軸がありましたが、私は次の2つの軸で整理しました。

  • 限界を決める要因を生み出す人
  • 行動を起こす前と後

具体的には、下図のように4つのパターンに分けて考えます。1つずつ見ていきます。

「自分の限界」を決める4つのパターン

パターン1(自分×行動する前)

これは、行動を起こす前に、自分自身で限界を決めてしまうパターンです。何かに挑戦する前から、果たして上手くできるだろうかと悩み、恐くなって、結局やらずに終わります。

「できる」「できない」の2択で考えると、絶対に行動できなくなります。ただ、時間だけを消費するだけです。その問いに答えはありません。結局、やってみないと分かりません。

「できる」「できない」ではなく、本当にやってみたいかどうかです。やりたいなら、やればいいのです。先の事や、成功するかどうかは考えてはいけません。

失敗しても、やりたいかどうかです。それだけです。それ以上、考えてはいけません。先のことなど、誰にも分かりません。何かあれば、その都度、対処していくだけです。

パターン2(他人×行動する前)

これは、行動を起こす前に、他人によって、自分の限界が決められてしまうパターンです。何かに挑戦する前に、誰かに相談すると、絶対に無理だからやめておけと言われます。それを受けて、最終的には、やっぱり無理かと諦めます。

他人が言う、「絶対に無理」に大した根拠はありません。その意見はスルーしましょう。また、この場合は、結局「できる」「できない」の2択で考えているため、答えはありません。そんなこと、誰も分からないのです。

そもそも、反対や批判が予想される人に相談してはいけません。生産的な助言は1ミリも期待できません。時間が消費されるは、気持ちにブレーキは掛かるはで、いいことはありません。

相談するのであれば、実際に達成している人や、前向きな助言をしてくれる人に限定すべきです。やったことのない人の助言は、その人自身の「できる」「できない」の議論に陥ってしまうだけです。

パターン3(自分×行動した後)

これは、行動を起こした後に、自分自身で限界を決めてしまうパターンです。やってみたはいいが、結局上手くいかず、やはり無理だったかと諦めてしまいます。

「成功したか」「失敗したか」の軸で考えているから、上手くいかない場合は、続かずにやめてしまうのです。その行動の内容自体に価値を置いていないから、このようなことになります。

自分のやっていることに価値を感じているのであれば、成功しない場合でも続けていけます。そして、続けていけば、かなりの高い確率で、最終的に成功していくものです。

行動の目的が金銭や数値的なものになると、上手くいかない場合は、すぐに心が折れます。やったことが無駄だったと感じてしまいます。

何の為に行動を起こすかを見直す必要があります。課題意識や使命感などを持っている人は、なかなか心が折れません。

パターン4(他人×行動した後)

これは、行動を起こした後に、他人によって、自分の限界が決められてしまうパターンです。やってみたはいいが、結局上手くいかずに、他人から「ほら、上手くいかなかっただろ」と言われてしまいます。それを受けて、やっぱり無理かと諦めます。

このような外野からの意見は、勿論スルーしましょう。反論してもいけません。すぐにその場を離れて、もう会わないようにしましょう。その時間は、どうしたら上手くいくかを考える時間に使いましょう。

もはや、悔しいと思う気持ちすら持ってはいけません。いや、持たないでしょう。何のために自分が行動を起こしているかの原点に立ち戻りましょう。

あなたには、もっと優先すべきことがあるはずです。要は、最後まで自分がやり続けるかどうかです。それ以外には何もないでしょう。

まとめ

何かに挑戦するとき、「自分の限界」を決める多くの出来事と遭遇することでしょう。それ自体は仕方のないことです。大切なのは、その出来事を上手くスルーしていく術とメンタルです。基本的には、パターン2と4は避けていきましょう。

決して、悩んだり、反論することに時間を消費してはいけません。しっかりと前を向いて、着実に一歩一歩、進んでいけばよいのです。そうすれば、自分を取り巻く景色が徐々に変わっていくことに気がつき始めるでしょう。

最後に、私自身の「生き方」を書いた本を紹介しておきます。実際にやるとなると結構ハードルが高い内容になってますが、可能なら読んでみてください。

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