今回は目的達成の「フレームワーク」についてご紹介します。

目的達成に限らず物事を考える際には、ただ闇雲に考えるよりも、「フレームワーク(思考の枠組み)」に基づいて考えると上手くいくケースがあります。

フレームワークを使用するメリット・デメリットは以下の通りです。

メ リ ッ ト

  • 考える際に迷わない
  • 考える速度が上がる
  • 一定の再現性がある
  • 論理的に説明しやすい

デ メ リ ッ ト

  • 万能ではない
  • 試行錯誤する機会を失う
  • 新しく組み立てる力が弱くなる

今回ご紹介する目的達成のフレームワークは非常にシンプルです。しかし、シンプルゆえに理解しやすく、誰にでも活用できます。フレームワークの全体像を図1に示します。

目的達成のフレームワーク

図1:目的達成のフレームワーク

では、フレームワークの意図する内容を順に説明します。

S T E P 1:

先ず着目すべきは「目的地」です。いつ何時も目的を考えることの重要性は、本ブログで何度も強調しております。目的地が定まっていない状況では、迷走または漂流してしまいます。あなたの「人生の目的」は何ですか?

S T E P 2:

次は「現在地」に視点を向けましょう。目的地に向かう前に、自分が今どこにいるのかを適切に把握することが大切です。現在地が分からないと、どのコースで目的地に向かえばよいか分かりません。今、あなたが居る場所は?

S T E P 3:

「目的地」と「現在地」が明確になった時点で、2つの地点の「ギャップ(距離)」が明確になります。このギャップをどのように縮めていくか考え、行動計画に落とし込むのが目的達成のセオリーです。目的地までの距離はどのくらいありますか?

S T E P 4:

ただし、一足飛びで到達できるほど、あなたの目的地は近くないはずです。目的地に至る道中に「目標(マイルストーン)」を設定し、いつまでに通過するかも行動計画に盛り込みましょう。あなたは目標を設定していますか?

S T E P 5:

目的地の一歩手前に設定した最終目標を俗に「ゴール」と呼びます。ゴールを通過し、目的地に到達した自分のイメージこそが「ビジョン」です。目的を達成するという曖昧なプロセスも、ビジョンを描くことで鮮明になります。あなたはビジョンが視えていますか?

以上が、目的達成のフレームワークの説明です。当たり前のことを今更と思われるかもしれません。しかし、これを意識してやっている人と、そうでない人の差は歴然です。ビジョンを描かずに、闇雲に走り回ることがどれだけ非効率で、心身のエネルギーを消耗するかを想像してみてください。

最初から完璧なビジョンを描く必要はありません。荒く描いては、自分の成長に合わせて修正していけば良いのです。徐々に色濃くなるビジョンを視る度に、自分の確信が深まってくるのです。私も、現在のビジョンを描くのに4年間も時間がかかりました。描き続けることが何より大切です。