「目的」を探す際の落とし穴

trap about purpose 思考法

人生の「目的」や「目標」を意識してくださいと発信してきましたが、いざ考えてみると、どのように探せばよいか分からないという人も多いと思います。振り返ると、私も当初は闇雲に探しては、人生という迷路にはまり込んでいました。

また、多くの人が共通して陥りやすい「落とし穴」も多く存在しています。そこで、今回は私が実体験から学んだ、人生の「目的」や「目標」を探す上での注意点をお伝えしたいと思います。

落とし穴リスト

  • 他人と比較してしまう
  • 他人の目線を気にしてしまう
  • 他人に答えを出してもらおうとする
  • 常識や経験の範囲内で探してしまう
  • すぐに答えを欲しがる

予め、上記の落とし穴を頭に入れておくかどうかで、答えに辿り着ける確率が高くなります。読者の皆さんは、私と同じ轍を踏まないように気をつけてください。それでは、一つひとつ説明していきます。

他人と比較してしまう

他人の持ち物や地位が羨ましくて、自分も手に入れたいと思うことは誰しもあると思います。憧れや尊敬の念を抱くことは悪いことではありませんが、度が過ぎると自分を見失ってしまいます。

一度、他人との比較に陥ると、なかなか抜け出せずに不満や不平の人生になってしまう危険性があります。重要なのは、自分の判断軸や価値観を持って、自分らしく生きることです。最高にカッコイイ自分になりませんか。

他人の目線を気にしてしまう

他人の意見や行動などを意識しすぎて、自分も周囲の人たちと同じ思考・行動パターンに陥っていないでしょうか。また、他人から非難や否定されることを極端に恐れて、自分の考え方に自信を持てない人も多くいるのではないでしょうか。

一度、他人の目線を気にしだすと、周囲に自分を同調させるだけの人生になってしまう危険性があります。重要なのは、自分の気持ちに素直になることです。あなたの人生は、あなたが決めるべきです。人生の主導権を明け渡してはいけないのです。

他人に答えを出してもらおうとする

親や会社などの提示する判断軸や価値観で、自分の人生を規定していませんか。特に年長者の意見やアドバイスは参考になるものが多いですが、大半は過去の時代に通用していたものであり、その全てが現在および将来にも通用するかは分かりません。

他人が提示したものに盲目的に従っていると、取り返しがつかない人生になる危険性があります。重要なのは、常にゼロベースかつ複眼的に考えることです。私が本ブログで発信する内容も、常に疑ってみてください。

常識や経験の範囲内で探してしまう

自分の生活している世界が非常に狭いことに気づく必要があります。人生の「目的」や「目標」を設定しても、常にアップデートを繰り返すことを怠ってはいけません。

外部環境は常に変化し続けるため、ひとたび立ち止まると時代に取り残されてしまいます。重要なのは、より多くの人と出会い、より多くのモノを見て、自分の内面世界を広げ続けることです。特に人との出会いほど素晴らしいものはないと思います。

すぐに答えを欲しがる

私はこの「落とし穴」に何度もはまりました。すぐに答えや結果を欲しがるのは人間の性です。短期的に得られるものに大きな価値はないと思います。何度も悩んで搾り出したものこそ、本当に人生を賭けて挑戦する価値があるのではないでしょうか。

焦る必要はありません。諦めずに前進し続けることで、必ず答えに辿り着くことができるはずです。重要なのは自分を信じ続けることです。そうすると、いつか答えが向こうからやってくる日が訪れます。